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団員がコラムを書きます。不定期更新予定です。どうぞお楽しみに…

事例3
「どうしてもやりたいことがあんねんけどさぁ。」


豊高が一番や。と先輩がいう。
高校生活ほどきらきらしたものはない。と先生がいう。

大学なんてサークルっていうほわほわしたもんしかなくて、
一生懸命打ち込む部活をしてきた子にとって
大学のサークルはものたりないものなんだ…とおもっていた。

が、意外とそんなことなかった。
うちは友人に恵まれていた。
おもろいことへの探究心に満ち溢れた友達はわんさかいた。
うちは胸の高鳴りを抑えながら、相談をしてみた。

「うちな、したいことあんねん。大学生にもなって…っていわれるかもしれへんけど。」
「 あんな……水鉄砲大会したいねん。」


決死の覚悟だった。
笑われてもいい。ただ、もしかしたら…
この子たちなら、うちの思いを受け取ってくれるんじゃないか。
そう思ったからだった。

うちの不安は一瞬にして消えた。

「ギャーーーーーー!!!!!!なにそれ!!!!!!!
絶対しようやー。むっちゃいい水鉄砲かおう。やばい、わくわくする。」

言ってよかった。この子らとめぐりあえてよかった。心からそう思った。

夏休み。みんなで楽しんだあの日を私は一生忘れないだろう。
何千円もした水鉄砲はまたいつか使われることだろう。

そして、今年後輩たちにこの行事が受け継がれたことを 心から誇りに思う。

しょーもないこと、はしゃいだあの日………priceless。
01 02




事例4
「もう公開されへんらしいで。」


ひそかにうちは遺跡が好きである。
なんといっても海外の世界史の資料集でみた、たくさんの遺跡。
その中でも好きなのが、「マチュピチュ遺跡」だった。
ぶっちゃけると、きっと「マチュピチュ」という発音が好きなだけだったかもしれない。

同じ朝鮮語学科の友達がいきなり言った。
「マチュピチュ遺跡、もう公開されんくなるんやって。」

えっ?どこ情報? そんなんやったらいかなあかんやん。
うちの心は決まった。
マチュピチュへいこう。と。

だから、友人にいった。
「マチュピチュ遺跡な、もう公開されへんくなるんやって。いかへん?」

友達はこういった。
「えーー?いくいくーーー。」

軽い。軽すぎる。いくら外大生だからって、ペルーまでやのに。
みんなは馬鹿にした。そして羨ましがった。

マチュピチュ遺跡でうちらがしたこと。
高校のときにはやったギャグ(中夜祭でやってたコントのぱくり)。

ナスカの地上絵でうちらがしたこと。
吐き気の我慢とペルー人のおじいさんとのかけひき。

飛行機内でうちらがしたこと。
絵しりとりと韓国語でしりとり。

ホテルでしたこと。
トランプで恋占い。

全旅行中でうちらがしたこと。
一緒のツアーやったお兄さんたちといかに仲良くなれるか。



海外でのしょーもないこと、ペルー人の優しさ………priceless。

03 マチュピチュ遺跡でコントの瞬間と、
04 マチュピチュ遺跡と、
05 ペルーは高地がおおく、
これはホテルにあった酸素ボンベ。
使い方がわからなかったので
かっこだけやってみた。
(ちなみに高山病にはならずにすみました)




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